●なんと、EURO2008の結果が新聞とかasahi.comとかにもデカデカと載っているではないっすか。こんな深夜の試合、生放送を見れる人なんてめったにいないから、一日結果バレせずに過ごすのがなかなか大変。ここまで海外サッカーが浸透するとはな~。
●で、C組はいわゆる「死の組」デス! っと大終結強豪国たち、イタリア、オランダ、フランス、ルーマニア。ルーマニアまで含めてすべての組み合わせが決勝戦でもおかしくない。オーストリアとスイスの共同開催だから、開催国だけでシード枠2つ埋まるからこうなる。ワタシがイタリアの監督なら組み分け見た瞬間に悲嘆にくれるね。あー、なんて酷い抽選だ、歌います、♪ドナドナドーナドーナ~(←監督がドナドニであるってことにほとんどかかっていない)。
●で、オランダvsイタリアだ。スタメンにファン・ブロンクホルストがいて少し驚き。バルセロナを辞めて祖国に帰ったということでなんとなく第一線を退いたかのような印象があったんだけど、実はフェイエノールトでがんばっていたっぽい。しかもこの日はオランダの3得点すべてに絡むという大活躍ぶり。1点目はファン・ブロンクホルストの強烈なミドルシュートをブフォンがはじいたところにファン・ニステルローイが詰めてゴール。でもワタシはこれがどうしてオフサイドではないのかわからなかった。ゴールラインの向こうにイタリアのパヌッチがうずくまっていたのをカウントすれオフサイドではないが、明らかにプレイに係わりようのない選手をカウントするだろうか? 抗議するイタリアの選手たちの気持ちもわかる。
●でも2ゴール目は文句の付けようもないほど美しいカウンターアタック。左サイドバックのファン・ブロンクホルストが大きく右サイドに振って、これをカイトが頭で中央に折り返し、この日24歳の誕生日を迎えたスナイデルが華麗にボレー、ブフォンのニアをぶち抜いた。オランダよりむしろイタリアが好きそうなゴールで、ドナドニが地団駄踏んで悔しがる姿を勝手に思い浮かべた。
●3点目はクロスボールにファン・ブロンクホルストが頭で決めて、まさかの大勝、3-0。イタリアは世界王者らしからぬ戦いぶり。メンバーは強力なんだけどなあ、パヌッチ、ザンブロッタ、ガットゥーゾ、アンブロジーニ、ピルロ、カモラネージ、ルカ・トニ、途中からデル・ピエロも出てきたし……はっ、熟成しすぎ? そういえばマルコ・マテラッツィも出てる。対フランス戦は因縁の対決になるのか。もし試合中にマテラッツィが金縛りにあったら、それはジダンの呪い。いや違うか。正確にはジダンじゃなくてジダン・ファンの呪いだな。たとえば、ワタシとか。さ~、手近な人形にマルコって名づけようかな♪
June 11, 2008