●サッカーで3試合連続逆転勝利が起きる可能性ってどれくらい低いんだろうか。ここまで奇跡の逆転劇を演じてきたトルコ、こうなったらもう何が起きるかわからない。と思いつつも、そんなおとぎ話みたいな物語がドイツ相手に成立するはずがないと諦め気分も半分あり。準決勝第1戦はドイツvsトルコ。トルコはケガ人と出場停止選手だらけでベンチがガラガラ。
●22分にトルコが先制したものの、そのわずか4分後にシュヴァインシュタイガーに同点ゴールが生まれてしまう。一進一退の膠着したゲームになって、漠然と延長戦を思い描いたところで、79分にGKリシュトゥの手痛いミスがあって、クローゼに逆転ゴールを奪われてしまった。クロスボールに中途半端にキーパーが前に出て、ボールにまるで触れなかったときの悲しさ。
●でもトルコはやっぱりトルコだった。86分、低いクロスボールにセミフが飛び込んで、キーパーの鼻先でコースを変えて、狭いニアサイドにゴール! トルコが決勝に進んでくれれば、相手がロシアだろうとスペインだろうとワクワクしながら観戦できる。ところが90分になって、それまで自分のサイドを何度も割られていたラームがトルコ・ディフェンスを崩して見事なゴール。ミラクル・トルコを期待してたらミラクル・ドイツだった、ていうかこれはミラクルなのかなんなのか、もうよくわからない。3-2でドイツが勝つという恐れていた展開に。決勝がドイツvsヒディンク率いるロシアになったら、どちらに肩入れして試合を見ればいいのか(ロシアの選手は好きなんだけど)。
●今晩のスペインの勝利を願うしか。しかしワタシの予想や期待ははずれっぱなしなのだ、ことごとく。
June 26, 2008
EURO2008準決勝 ドイツvsトルコ
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