July 8, 2008

ウィンブルドンのセレモニー

生中継は眠すぎる●ぬおお、今日はなんだか眠い、眠すぎる。ワタシは眠くなると朦朧として何もできなくなるのだ、もう横になる以外なにもできん、手につかない、どうしてこんなに眠くなったかといえば昨晩夜更かしして睡眠が足りてないのであり、なぜに足りてないかといえば、それはウィンブルドンの優勝シーンを見たかったからだ、それはつまりテニスだ、あの貴族的なスポーツ、サッカーとは著しく異なって。
●昔からウィンブルドンの優勝シーンが好きだった。17歳のボリス・ベッカーが彗星のようにあらわれたときとか、「ケント公って誰よ?」とか思いつつも。勝者に惜しみなく捧げられる賛辞、栄光の瞬間、そして敗者を思いやるような優勝者スピーチ、あれほど美しく気取ったスポーツの瞬間があるなんて! 足の裏を見せて鬼スライディング・タックルで削ったり、主審の死角で背後のディフェンダーの顎にエルボーを食らわせるサッカー界とぜんぜん違ってて優雅である、あのセレモニーのスピーチが見たい、そう思った今年のウィンブルドン決勝はまたまた芝の王者フェデラーとクレイ・コートの王者ナダルの対決で。
●WOWOWもNHKも生中継だ、テレビの前に最初に座ったのは午後10時より前だったはずだ、たしか。熱戦だった、若くてパワフルなナダルが芝の王者を圧倒する、そして2セット先取、このままフェデラーは屈してしまうのか、いやギリギリまで追い詰められても彼は冷静さを失わない、かろうじて第3セットをタイブレークで取り返し、第4セットも奇跡のようなショットを連発して反撃、2-2、いよいよ第5セットだ……。
●だが待て、今は何時だ、もう午前3時だよ! 途中で雨で中断があったとはいえ、もう午前3時だ、眠いよ、しかしワタシは優勝を決めた後のセレモニーが見たかったのだ、ああでもダメ、スマソ、ケント公、今年はあなたには会えない、寝てしまいそうだ、実はワタシは「もしももしも自分がウィンブルドンで優勝したら、あのセレモニーでどんなステキなスピーチをしようかなあ♪」と空想するのが大好きなのだ、そのためにウィンブルドンを見るといっても過言ではない、一度もテニス・ラケットを握ったことはないけど。午後10時前にテレビをつけたのに、午前3時でまだあと1セット残ってる、さすがテニスだ、5時間経ったのにまだたっぷり楽しめる、でももう眠いんだパトラッシュ、じゃないやケント公、ああ優勝が決まったらワタシを起こしてくれたまえ、Zzzzz.........
●という前夜を過ごしたので、今激しく眠い。セレモニーは見逃した。

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