●2009年って何の年だ? ハイドン没後200年だ! イェーイ、来年は正月から大晦日までハイドン聴き倒すぜっ!
●という激しくラブハイドンなあなたでなくても、フランス・ブリュッヘンが「ロンドン・セット」全曲と「天地創造」を日本で振ると知れば「なぬ!」と耳をそばだてるのでは。オケは新日本フィル。すでにブリュッヘンは同楽団と共演を重ねているわけだけど、ブリュッヘンのほうからこんなプロジェクトはどうかと提案されたのが、2009年2月6日~28日にわたって、すみだトリフォニーホールで開催される「ハイドン・プロジェクト」。昨日、その記者発表がオランダ大使館で開かれた。あ、日本とオランダ、2009年に通商400周年を迎えるって知ってた?
●簡単にスケジュールを。
2/6および7 オラトリオ「天地創造」
2/11 交響曲第96番「奇蹟」、95番、93番
2/15 第94番「驚愕」、第98番、第97番
2/20 第99番、第100番「軍隊」、第101番「時計」
2/28 第102番、第103番「太鼓連打」、第104番「ロンドン」
詳細については、新日本フィルのサイトへ(現時点でまだ出てないけどきっと今日とか明日には出ると思う)。丸一ヶ月ブリュッヘン。
●記者発表ではブリュッヘンはビデオ・メッセージで登場。「ハイドンを演奏するのは難しいといわれるけど、そんなに特別なことがあるわけじゃない。ただ、今日では欧州でさえ忘れ去られたルールがある。そのルールさえ取得すれば、すべてはおのずと正しい方向へ向かうはず。新日本フィルにはインテリジェンスがあり、貪欲に学ぼうとする。彼らは冒険家だから、きっと上手くいく」としわがれ声でクールに宣言。宇宙一カッコいい爺かもしれん。
July 10, 2008
ブリュッヘン/新日本フィルが2009年2月にハイドン・プロジェクト
トラックバック(1)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/941
CLASSICA JAPAN経由。来年2月新日本フィルと。詳細は以下にて。困ったな。行くべきか行かないべきか。 ブリュッヘン/新日本フィルが2009年2... 続きを読む