●「猫の子守唄」と「続・ネコ名曲」に続いて、またネコ名曲。そう、まだあったのだ、ネコの曲は。これもメールでご教示いただいたのだが、チャイコフスキーの「眠りの森の美女」に登場する。「あれれ、あの話にネコなんて登場したっけ?」と首をかしげるのは、ワタシみたいにバレエを見てない人間だ。眠ったままのオーロラ姫を起こしてくれるのは、もちろん、王子様の接吻だ。どうしてオーロラ姫はずっと寝てたのか。そう、実は惰眠を貪る姫の正体はネコだったのだニャ~。
●ウソ。んなわけない。姫と王子様は結婚式を迎える。そこで来賓として招かれていたのが、「長靴をはいた猫」や「白猫」であったり、赤ずきんちゃんとおおかみとか、シンデレラ姫とチャーミング王子みたいなおとぎ話オールスターズであり、第24曲として「長靴をはいた猫と白い猫」が演奏されるのだった。
●もう一つ、プロコフィエフの「ピーターと狼」にもネコが出てくる、と。これも完全に盲点で、プロコフィエフにこういう作品があったことすら長く忘れていた。そして、今頃気がつくのだ、猫の役柄を担うのはクラリネットだ。ストラヴィンスキーでもそうだったけど、小鳥がフルートなのと同じくらいに猫はクラリネットなのかもしれん。
July 22, 2008
続々・ネコ名曲
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