●すでにグループリーグ敗退が決まっているニッポンと、これに勝たなければ決勝トーナメントに進めない崖っぷちのオランダの対戦。暑気払いイベントと重なったので、ビール片手に横目でチラチラとしか見てなくて、0-1(PK)で負けた結果を知った今となっては録画観戦へのモチベーションが激しく低下しているのだが、これだけ相手の本気度の高い状況で後半28分まで0-0を保っていた、しかもシュート・オン・ターゲットの数でニッポンが上回っていた、相手にはバベルとかオーバーエイジのマカーイがいた、ってことを勘案すれば好ゲームだったのかもしれん。あのポストに当たったシュートが入っていればなあ、と悔やんでみたり。
●結果的に勝点0は予想通りで、近年のオリンピックやユースなど若年層の大会を振り返ってみれば、結局のところトルシエ率いた黄金世代が突出した戦績を残していたんだなあと改めて思う。いやフル代表でもそうか、ワールドカップが地元開催だったとはいえ。その世代以降の世界トップレベルとの距離感は「元に戻った」だけというか、特に近くなってるとも遠くなってるとも感じない。ただアジア地域の底上げがあるので、その分だけアジア予選が厳しくなっている感じ。
●ポルトガルの黄金世代なんかもそうだったけど、タレントって特定世代に集中して生まれる傾向がある気がする。強い世代はそれだけ成長期に豊富な経験を積めるからさらにその世代が強くなるという正のフィードバックが働くのか、あるいは等しい確率で誕生するタレントがたまたまその世代に偏在しただけの統計的な現象なのか、どっちなんだろう。
●決勝トーナメントはアルゼンチンとブラジル見るぞ。
August 14, 2008
オランダvsニッポン@北京五輪録画済待機中
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