October 31, 2008

J秋春制という憂鬱

寒いよ、冬のスタジアムは●個人的にはまったく歓迎できないんだけど、J秋春制移行を本格検討。Jリーグも欧州に合わせてシーズンを秋春制に移行しようっていう案。いや、移行したときのメリットはたくさんあるんすよ。海外移籍が容易になる、代表の日程も欧州と合わせられる、真夏に試合をしなくていいから試合の質が上がる、などなど。テレビ観戦を前提とするといいことづくめなんだけど、しかしスタジアムに足を運ぶとなるとどうなるか。
●冬のスタジアムは恐ろしく寒い。11月下旬から12月でもかなり冷え込む(トヨタカップを思い出そう)。まして1月や2月に観戦できるかって言われると、相当に厳しい。吹きさらしで3時間とか過ごすわけだから、大袈裟なくらい防寒対策して、それでも驚くほど寒いのがスタジアム。しかも東京はまだマシなほうなんすよ、冬は晴れるから。これが日本海側だと冬の間は晴れの日は少なく、毎試合おおむね雨か雪になるわけだ。これがまた寒いんだ。毎試合カッパ要持参。体力が必要になる。座席等にヒーターをつけてくれればずいぶん違うんだろうか?
●それとひきかえに、夏休みのファミリー層のお客をごっそり失うわけだから、新潟や札幌でなくとも各クラブは集客を激減させることになると思う。
●これ、一度偉い人たちみんなで2月の雨の日に一般席でスタジアム観戦してから決めるってのはどうかな。寒いのは試合の90分だけじゃないっすよ。キックオフ1時間前とかにはスタジアムに来るんだし、バス待ち時間とか、試合後のゾロゾロ渋滞行列歩き時間とかもあるわけで。しかもこれで負け試合だったときの心身の荒廃と困憊を想像してみてくれ。
●むしろ欧州に春秋制のメリットを力説したいな。真夏の太陽のもとでビール飲みながら観戦するサッカーは最高だぞ!

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