●コンサートに行こうと思って原宿に出かけた、そしたら見かけたんすよ、Free Hugs って書いた紙を持って並んでいる若者たちを。そうかあ、これがウワサに聞くフリーハグってヤツなのか……。まあ、日本人はフツー友人と挨拶するときにも身体的に接触しないけど、見知らぬ人同士がハグしあうというっていうのはステキなことかもしれん、なんていうか、無償の愛、温もり、優しさ、ラヴ・アンド・ピース、肌と肌で感じあう癒しと安らぎっていうかな、笑顔と笑顔で抱きしめあうってすばらしいじゃないですかっ、きっと。
●でもな、どうかな、あの若者たちはワタシみたいなオッサンでもウエルカムなのかな、ていうかあの人たち全員野郎どもだし、一瞥した感じ、どっちかって言うと怖そうな感じがするし、実際みんな遠巻きに眺めてて誰もハグしてないよ、近寄りすらしてない、大丈夫かな、でもそれを言うなら己のほうこそ怪しさ全開でどっちもどっちだろうって気がするわけで、この自分の腰の引け方はフリーハグ精神から100万光年くらい遠い。自分の心はなんと邪なことでありましょうか、もっと清らかな心で世の中を眺めたいものです、そう思っていたところに見つけた映像。
●Free Hugs Prank: $2 Deluxe Hugs
「フリーハグ」じゃない。なんと2ドルで「デラックス・ハグ」。そうか、これだっ! 無料サービスより断然有料サービスがいいに決まってるじゃないか!さっそく、練習して習得したい、スーパーでスペシャルでエクストラな「デラックス・ハグ」を。
May 12, 2009
フリーハグを超えて
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