●最近カルミニョーラのCDを聴いてて気づいたこと。ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲ハ長調RV177の第一楽章は、オペラ「オリンピアーデ」のシンフォニア(序曲)の使いまわし。あ、逆なのかな。オペラ「忠実なニンフ」(La fida ninfa)のシンフォニアと同じとも言える。気に入ったメロディは何度でも。
●確認するために「オリンピアーデ」のシンフォニアを探してみたら、ウチに3種類あることに気づいた。アレッサンドリーニ/コンチェルト・イタリアーノの全曲盤(Opus111)と、ヘンゲルブロック/フライブルガー・バロックオーケストラの序曲集(DHM)、それからホグウッド/ラルテ・デラルコのシンフォニア集(DHM)。アレッサンドリーニもヘンゲルブロックも切れ味鋭い快速系で気持ちいいんだけど、カルミニョーラは意外と遅くてていねい。でもこれがいちばん生き生きとしていて、カッコいいな~。ていうか、曲そのものが最強にカッコいいんだけど。
●DHMの2枚はどちらも例の50枚組ボックスに入っていたわけで、まさかこんな曲がダブって入っていようとは。
May 20, 2009
ヴィヴァルディのRV177
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/1171