●今回も好調。「とりぱん」第7巻(とりのなん子/講談社)。前巻も思ったんだけど、初期の頃よりマンガとして進化してる気がする。「庭のエサ台に鳥が来てかわいい!」的なところから、東北地方都市のナチュラル田舎暮らしの身辺雑記ネタまで、猛烈に楽しい。今回は虫ネタが冴えてて、「野菜に付いてた弱ってるトンボ」の話は何度読んでも笑える。あまりにおもしろくて、つい前巻、前々巻と読み返してしまって寝不足に。
●あと感動したのが、バリケンが初登場したこと。バリケンって言ってもあまり通用しないだろうが、アヒルよりでかくて羽が白と黒で顔が赤いという南米産家禽で、視覚的なインパクトが相当ある。実はこいつはワタシがよく行く公園にも一羽生息していて、いつも見かけるおなじみさんなのだ。↓こんな鳥で、割とオッサンくさい感があると思う。
●こいつはもう年なのか、「とりぱん」で登場したヤツほど活動的ではなく、おおむねいつもジッとしている。たまに妙に元気になってあちこちウロウロすることもあるが、ほとんどはこの姿勢で思索に耽っており、「やぁ!」と挨拶をしても特に反応はない。
June 10, 2009
とりぱん 7 (とりのなん子)
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