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June 18, 2009

オーストラリアvsニッポン@ワールドカップ2010最終予選

オーストラリア●これ、消化試合だし、思ったより相手はメンバーを落としてこなかったとはいえ、お互いにナチュラルに落ちてる試合でもあって、「まあ、この試合の結果はどう出ても参考にならんな」と思っていた。が、なんじゃこりゃ。プレッシャーがないがゆえに、意外にもオープンな好ゲームになってて、しかもこの試合展開! 猛烈に猛烈に猛烈に悔しい。
●トゥーリオのヘディングで先制したまでは良かった。でも後半に2点セットプレイから奪われて、パワーに屈した。1-2。またケイヒルかよ、2点とも。ああっ、もうこれってすごい既視感あるんだけど、ワタシがタイムスリップしたのかな!? なんかゴールして喜ぶケイヒルの姿とか、ボールを見送る楢崎の姿とか、もう何度も見てる気がするんデスけど。ケイヒル、いやデス、嫌いデス、見たくないデス、街を歩いてて雑踏の中にケイヒルの顔を見かけたら追いかけて110番してしまいそう!
●オマイブッッダ、ケイヒル、仏の顔も三度まで、てめーがもう二度とニッポンのゴールを破らないように、イワシの頭に向かってお祈りするぜ、ナム~。ケイヒル、ケイヒル、ケイヒル、ブチッ、ウキーッ!(←猿に退化)。
●はぁはぁ。いや、なにがワタシを興奮させるかといえば、オーストラリア代表のゴール裏のサポどもが出してくれやがった垂れ幕だ。きったねー字でこう書いてあったの、見たでしょ、テレビで。

Nippon: forever in our shadow

 オーストラリアのサポどもにワタシは一言いいたい。「君らは本物のサッカーファンになってしまった!」。ほんの少し前までは、オーストラリア開催の代表戦だと、ずいぶんとんちんかん(死語)なところで「ウォー」とか盛り上がってて、この人らはサッカー見慣れてないなあと思ってた。でも今日、試合中にも9番の選手のがんばったポストプレイに歓声が起きたりして、もはやみんなフツーにサッカーファン。こんな垂れ幕まで下げれるようになってしまって。
●2010年に世界を驚かすのは、オーストラリアでは。でなきゃアメリカ。
●特にベストメンバーのオーストラリア代表は、多くが毎週マンチェスター・ユナイテッドとかチェルシーとかと試合してるわけで、一方ニッポンは現在だれ一人三大リーグ(プレミア、セリエ、リーガ)でレギュラーポジションを獲ってないし、過去に遡ってもレギュラーだったのは2人のみ(俊輔とナカタ。どちらもレギュラーは短期間だけど)。ワタシたちは世界を驚かす前に、もっと世界に驚く必要があると思うんだ……。
●だけど、ここで負け惜しみを言っておく。特にウチのブログを愛読してるそこのオーストラリア人のサカヲタである君に対して(いるの?)。これですんなり世界で戦えるほどサッカーは甘くないし、現在のアジア・チャンピオンは君らではなくイラクだ。ニッポンは過去3度アジア・チャンピオンになっている。君らはまだなってない。偉そうな垂れ幕を下げるなら、まずアジアで勝ってみれ!

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