●マイケル・ジャクソン急死。死因はまだわからないまま。ワタシが唯一マイケルと接点があるとすれば、このゲームくらい。SEGAの「スペースチャンネル5 パート2」。いわゆるリズムゲーなんだけど、これは信じられないくらいセンスがよくて愉快なゲーム。デモをプレイして「こんなハッピーなゲームはない」と気に入ったマイケルが、本人の希望により「スペースマイケル」役で出演している。この突き抜けたバカバカしさ、明るさ、レトロでイカしたノリノリのダンス。今プレイしてもまったく古びていない。
●昨日、テレビのニュースでマイケル・ジャクソンの死について一般の人がコメントを求められていた。「えーっ、信じられません。本当に残念です……」。でもなぜかそう答えている人の口元が緩んでいるんすよ。二人出てきて、二人とも軽く笑っていたように見えた。これは日本人だからテレビに映っているという照れ隠しの笑いなのかなと思った。続いてカメラはニューヨークに切り替わり、アメリカ人にコメントを求めると、二人の一般人が「とても残念です」といってるんだけど、やっぱり口元にはスマイルが見える。この口調ってなんていうかな、たとえばディズニーランドのなんとかっていうアトラクションが今月で終了ですと告げられて、「えー、残念です」って答えるみたいな反応に似てる。マイケルはぜんぜんハッピーそうに見えなかったし、しかも亡くなったのに、(特にファンではない)街を歩いている普通の人々は、なにか楽しいことの思い出と一緒にしかその名を思い出せないかのような反応をする。これもマイケルの偉大さなのか?
June 27, 2009
25世紀のスーパーダンサー、スペースマイケル
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タイトルはパロディであって、必ずしも事実ではありません。またなんのパロディかは、伝わる人にだけ伝わればいいです。 マイケル・ジャクソンが亡くなったと... 続きを読む