●低山散歩でもしたいな~と思いつつもあれこれ慌しく足が遠のいて初夏、やむを得ず近所の公園散歩作戦に切り替える。里山と公園の違いっていうのは、来るべき審判の日に街がゾンビで埋め尽くされることになった場合、前者は場合によっては避難所になり得るかもしれないのに対して、後者に逃げた場合は絶望的に助からないっていう点だが、まあそれはよしとして、ふと気がつくと池の中に見慣れない生命体が。
●あー、そこの鳥類、なんだか幼鳥っぽいんすけどキミは誰なの?と尋ねても答えが返ってこないが、本格的カメラを持参して撮影していた方が教えてくれた、ゴイサギの幼鳥だと。おおー、初めて見た。そういえばさっき成鳥のほうが獲物をゴックンと食するシーンを見たところだが、そいつの子どもなのか。テキトーなカメラなので拡大してみてもこんな感じ。
●さらに蓮の葉の上をチョコチョコと歩く別の幼鳥を発見。
●これもなんだかわからないので尋ねてみたら、バンの幼鳥であると。バンは少し前にヒナたちが親鳥のお尻を追いかけて泳いでいるのを見かけたが、それがもうこんなになったのか……というかヒナのときは親ソックリで真っ黒だったのに、なんか別人というか別鳥。これ黒くなるの?
●カルガモ・ファミリーもキッズが育ってほぼ独り立ちしていた。ほかに渡り遅れて一羽だけ残されたオナガカモ、カイツブリ、性格の凶悪そうなアヒル、ガチョウ、バリケン、ノラ猫などいつものメンバーを見かける。あと、人類も。オジサン、オバサン、若者、コドモ、老人、詩人、絵描きなど。幸いゾンビは見かけなかった。