●上野樹里と玉木宏の映画版「のだめカンタービレ」は、2部作になっているようで、前編が12月19日公開、後編が来年春予定。タイトルは「のだめカンタービレ 最終楽章」。なんとウィーンのムジークフェライン大ホールで玉木演じる千秋真一が「ベト7」を振ったとか(→映画版『のだめカンタービレ』撮影現場からレポート!)。これは楽しみっすねー。
●で、「正装したヨーロッパの人々」を客席に入れ、その中央で花束を抱えて見守る「のだめ」という演出が入るっぽいんだが、このシーンには注目したい。以前のテレビドラマ版では、演奏中に客席のエキストラたちが(音楽に合わせて?)首を左右にゆっくり振りながら聴き入るという、なんだかスゴい謎演出があった。多くのクラヲタたちはあれを見てこう思ったはず。「ぷぷ、なにそれ、曲に合わせて首を左右に振るヤツなんていないって!」。
●だが、恐るべしテレビ。先日、あるオーケストラの定期演奏会で本当にワタシの近くにいらっしゃったんである、まさにあの演出のように首を左右にゆっくり振りながら聴くおばさまが! 果たしてエキストラの「正装したヨーロッパの人々」も、首を振りながら「ベト7」を聴くのだろうか……。
July 8, 2009
「のだめカンタービレ 最終楽章」
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隊長! 私はコンサートで首を左右にふりながら音楽を聴くお客さんは見たことない 続きを読む