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September 8, 2009

ベルリン・フィル・デジタル・コンサートホール新シーズン開幕

●ベルリン・フィルの新シーズンが開幕……したのが8月28日。デジタル・コンサートホールで生中継されていたわけだが、先日ようやくアーカイブで堪能。ラトル指揮(もちろん)で、ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」とサーリアホの委嘱新作「ラテルナ・マジカ」初演、休憩後にベルリオーズの幻想交響曲。ブリテンはカッコいいっすよねー。一曲目からすでに大満足。今シーズンは全部見る(つもり)。
●生中継では動画がうまく再生できなかったという方を何人か見かけているんだが、これは昨シーズンにワタシも経験している。映像のクォリティをHighからMiddleに下げるとうまくいったこともあったし、Lowまで下げないと動かないこともあった。このあたりはなにがボトルネックになってるのかよくわからないんだけど、やはり想定以上のお客さんが来ているんだろうか(アーカイブならなんの問題もなし、念のため)。
●ちなみにドイツ本国以外でいちばんユーザー数の多いのは日本なんだとか。生中継の時差的にはおそらくどこよりも不都合な場所にあるにもかかわらず。聴衆のPC所有率が高いのか、日本は。PCとオーディオ機器が結ばれている人の割合も影響してるのかなと。
●ネットラジオ関係では、おなじみ、おかかさんのエントリー「オランダ公共放送がオンデマンド配信している海外ライヴが豊富すぎて逆にこわい件」で紹介されているradio4のアーカイブがスゴい。KROの検索窓に Concertgebouworkest とか入れるとごっそり出てくる。Wiener Philharmoniker で検索すると、先日放送されたばかりのブレンデルの引退コンサート(マッケラス指揮)を含む3件がヒット。スゴい時代になったなあ。

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