●「百聞は一見にしかず」ってホント真実だよなー、と改めて思ってしまった、amazonのKindleの実物を手にして。いや、なにこんなに画面がきれいで読みやすいのか、こんなに薄いのか、こんなに安く本が買えるのか、そしてこんなにも物欲を刺激するものなのかと感動。一刻も早く来てくれ、電子書籍端末時代。最近なに見ても物欲なんてまったくといっていいほど感じなかったんだけど(欲しいのはモノじゃない、体験だ)、だがだがしかし、Kindleは一瞬にして火をつけてくれた。
●装幀、書体、デザインといった部分も含めた本の楽しみというのは単行本としてあっていいけど、でもまあ文庫本で買えるならそれでいいかってのも現在だって大いにあるわけで、27ドルの紙の本をKindleで9.99ドルで売ってたらそれ買っちゃう。本棚の心配も要らないのも吉。あと、「この本、カバンに入れると重いから、持ち歩けないんだよなー」的な悩みもなくなる。
●いまのところKindleが日本からも買えるようになったとは言っても、日本語の表示ができず日本語の本が存在しない以上、ワタシにできるのは日本語書籍環境が整うのを待つことだけ。もし近い将来、米国と同じように、携帯電話会社との契約が不要で、通信料もかからなくて、本が安価にダウンロードできるようになったら、日本人の読書量はぐっと増えるんじゃないだろか。ただし、単行本はみんな一冊980円みたいな価格インパクトがないと見向きもされないとは思うけど。
November 24, 2009
Kindleの実物に触った
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/1309