●おっと、今日は昨日の続きを書こうと思ってたんだけど、昨日イエメンvsニッポン代表戦があったではないですか! アジア・カップ予選で公式戦なんだけど、シーズンオフの消化試合になってしまったため、ニッポンは若手オンリーのフレッシュすぎるB代表で戦いに臨む。これはこれでワクワクする。しかし、テレビ中継はなかったんである。うーん、ないのか、でもな、どこかで見れるんじゃないの? だれか教えて、ゴニョゴニョ……。
●というわけで、一応、見ました、イエメンのよくわからないテレビ局のよくわからないネット中継でイエメンvsニッポン代表戦を! が、同然のごとく日本人が殺到、キックオフと同時に回線はパンク寸前、動画はカクカクから秒速0.5コマくらいの紙芝居に。異様に煽りまくるアラブ語の音声はしっかり聞こえるんだが、絵柄は9割がた想像力で脳内補完、これ、ぜんぜん見れてないじゃん、そう思いつつもあれこれ工夫しながら、最後まで盛り上がりながら見た、見てないけど、でも見た。そしてすっごくエキサイティングだった。
●GK:権田-DF:菊地直哉、槙野、太田宏介、吉田麻也-MF:柏木、金崎、山村和也(→乾)、山田直輝(→平山)、米本-FW:渡邉千真(→永井謙佑)。先発知ってのけぞる、まさかのカズマのワントップ。
●ヤングニッポンはキックオフ直後からイエメンに押されまくって(以降脳内補完率かなり高いのでそのつもりで)、前半21分コーナーキックからあっさり失点。この後、山田直輝が負傷退場して平山に交代。2トップに。しかし前半39分にイエメン選手が豪快なミドルシュートを決めて0-2。あーあ。やはり寄せ集めの11人ではサッカーにならないのか……と思ったら。
●なんと、平山が3ゴールを決めてハットトリック、大逆転勝利。前半終盤にコーナーからヘディングで1点、後半10分、乾がドリブルで右サイドに切れ込んで低いクロス、これをうまく平山が拾ってターンして左足でゴール、後半34分、ゴール前で左からのクロスを左足ボレーで3点目。3-2。なんとたくましい。
●ニッポンは右サイドからの攻撃が機能していた。乾はテクニシャンぶりを発揮していた、渡邉千真もいつものプレイができていたし、菊地直哉もよく相手陣内に攻め込んでいた(気がする。紙芝居だから)。権田もファインセーブ。これ、選手たちにはすごくいい経験になったんじゃないだろか。ベストメンバーを送らなくて大正解だったのでは。
●渡邉千真は早大経由してるけど、平山とは国見高校時代のチームメイトなんすね。平山が先輩。この2トップは遠からず本物のフル代表でも実現するかも。とにかく平山は文句なしに偉い。
January 7, 2010
イエメンvsニッポン代表@アジア・カップ予選
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