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March 21, 2010

マリノスvs川崎フロンターレ@Jリーグ

マリユニ●なんということであろうか。少し苦手意識のある川崎に、稲本を補強した川崎に、ウチから大切な左サイドバック小宮山尊信を引き抜いてくれた川崎に、4-0の奇跡的完勝。だれもが予想しなかった……いやどうかな、少なくともワタシは夢にも思わなかったこの展開。生でもテレビでも観戦できなかったが、見てない時に勝つ法則発動。
●ゴールは中村俊輔、山瀬功治2、栗原勇蔵。前の試合、俊輔の加入でベンチに追いやられるも途中交代で強烈なゴールを決めた狩野は、期待通り先発に復帰してくれた。少し木村和司監督への好感度が上がった。代わりにだれがポジションを失ったかといえば長谷川アーリアジャスール。この選手もこれまで使って育てた選手だし、スケールの大きさはいずれ代表を狙えると思わせるもの。後半17分から俊輔に代わって出場した。
●こうなると昨年の新人王、渡邉千真(カズマ)のポジションも安泰ではないかも。そもそも坂田がベンチにいるわけだし、ほかに新外国人がベンチ外にいる(マリノスの外国人選手はどうしていつもピッチ上にいないのか)。この手駒の多さが「層の厚さ」になってくれればいいのだが、近年はむしろ良い選手を使い切れず放出してしまっている感もあり。このあたりの采配が監督の腕の見せどころか。
●若いキーパーの飯倉大樹。公式サイトの選手名鑑によると、将来の夢は「犬になりたい」。なれないと思う。割と犬顔とはいえ。

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