●えっ、もう出たの? そう、出たんである。片山杜秀さんの「続クラシック迷宮図書館」(アルテスパブリッシング)。以前に「クラシック迷宮図書館」をご紹介したのが今年の1月。あっという間に続巻が出た。「レコード芸術」誌連載「片山杜秀のこの本を読め!」の2004~2010(最近だ)までの回を中心に収録してある。書評なんていうのはどんな雑誌にもあるが、音楽書の書評がまとめて一冊になって(いや二冊だ)、それがとことんおもしろいというのは片山さん以外ではありえないこと。帯に「面白すぎて小説が書けない! 高橋源一郎(作家)」とあるのだが、これはTwitter上で高橋源一郎氏が本当にそう呟いていたんである、たしか。
●で、片山ファンに朗報。3/25(木)、というともう明後日なのだが、19時よりジュンク堂書店新宿店にて、片山杜秀さんのトークセッション「音楽は読め!」が開かれる。「続クラシック迷宮図書館」 刊行記念。詳細は版元のアルテスパブリッシングのこちらにてご確認を。片山さんはトークも味わい深いんすよ。これ、行けばそこで本を買ってサインしてもらったりできるんすよね?
March 23, 2010
「続クラシック迷宮図書館」 (片山杜秀著)
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/1393