●毎夏ミューザ川崎で開催されている「フェスタサマーミューザKAWASAKI 2010」の記者発表へ。壇上は阿部孝夫川崎市長(左)と大野順二東京交響楽団楽団長。
●フェスタサマーミューザKAWASAKIは首都圏9つのプロ・オーケストラが、7/25~8/15にかけて、それぞれミューザ川崎で公演を行なうフェスティバルで、今年で6回目。通常より短めな70分程度のプログラム、夜8時からの公演あるいは平日の昼間の公演など、いくつか特徴を打ち出している。チケット価格は3000円中心とかなりお得な設定。手ごろな価格、同じホールで、首都圏の気になるプロオケを聴き比べることができるのが吉。同ホールをフランチャイズとする東響の大野楽団長によれば「ヨソのオーケストラと比較されるので、東響はホスト・オーケストラとしてなにがなんでも良い演奏をしなければならないという気持ちになる」とのこと。
●ここはホールの音響が非常に良い。先日「ホール建設検討する独バイエルン州議らがミューザ川崎を視察」というニュースがあった。「ヤンソンスがミューザ川崎と同じものを作ってほしいと要請している」(阿部市長)のだとか。
●あと、これはサマーミューザとは別の話題で、MUZAランチタイムコンサート&ナイトコンサートっていう月イチ開催の気軽なコンサートがあるんだけど、4月の公演からSuicaまたはPASMOで入場できるという(笑)。これはなんだかスゴい。
●もう一つ。秋の来日オーケストラとして、小澤征爾指揮ウィーン・フィルがマーラーの交響曲第9番を演奏するということも発表されていた(11/3)。ということは、サントリーホールにも同じプロがあるのかなあ。