April 12, 2010

横河武蔵野FCvs流通経済大学@JFL

●なんだか今年はずっと「季節の変わり目」が続いている気がする。春が来たと思ったら冬が来る。もうこのまま本当の春は来ないのであろうか……。
武蔵野陸上競技場●と怖れつつ、JFL開幕。いやもうとっくに開幕してるんだけど、横河武蔵野FCが本来のホームである武蔵野陸上競技場で試合をしたのは今季初めてなので。ここはいいっすよ、天気がよければ。もう少し早ければ桜も見ごろだったんだが……。
●試合はずっと武蔵野FCが攻め続けていたのだが、シュートが芸術的に入らない。何をどうやっても入らない。何十本打っても、バーに弾かれたり、オフサイドだったり、枠をそれたり、キーパーに防がれたりする。終盤はむしろ相手のカウンターから失点する可能性すらあった。0-0。痛い。
●ここ数シーズン、アマチュアクラブながらJFLの「門番」として上位に立ちふさがっていた武蔵野FCだが、今季は苦戦すると予想している。チームの心臓ともいえる優れた中盤の選手をライバルに引き抜かれてしまったので。
●この日、目を惹いた選手は10番の高松。昨季から加わっていた選手だが、初めてその真価を発揮したところを見たというか、なぜ10番を着けているのかがわかったというか。とても巧いんである。クラシックなプレーメーカーで、人を使うプレイがJFL離れしている。質の高いチャンスを量産できる。が、一方で物足りない。自分で勝負しない、もっと前にガツガツと行って(シュートも打って)相手に脅威を与えてほしい。守備でもハードワークしてほしい。見ていて楽しいからファンになってしまうタイプの選手だが、自分が監督だったら使うだろうか? ベンチにすら置かないかもしれない……。サッカーは謎。
●観客623名。天気がよかった割には少ない。今季から後援会の特典が変更になった。昨季までは後援会に入っていれば同行者3名までいっしょに無料で入場できた。今季からはその特典はなくなり本人一人しか入場できなくなった。こうなると家族連れは減る。昨年まで芝生席でゴロゴロ転がって遊びまわっていた子供たちの姿が見当たらない。去年だって席はぜんぜん埋まっていなかったのに、どうしてこんな制度にしたんだろう。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/1408

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「カルミナ軽くない」です。

次の記事は「佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2010「キャンディード」記者会見」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ