●前巻、終わったと思ったら終わってなかった「のだめカンタービレ」第24巻。副題にアンコールオペラ編とあるように、R☆Sオーケストラでモーツァルト「魔笛」を演奏することになり、千秋真一がオペラ初挑戦するというサブストーリー。演出は峰龍太郎だ(なんか納得)。パリ編以降、おいてきぼりになっていた国内組キャラが集結する。いやー、いいっすね、これは。
●オペラという趣向も新鮮なんだけど、それ以上に本編の終盤がずっと「感動の最終回」へと向かうレールから外れちゃいけない感があったから、久々にゆるく笑える「のだめカンタービレ」が帰ってきてくれて、思い切り楽しんだ。シリアスなラブストーリー進行させなくていいから、ギャグ成分も高いし。巻末の「沙悟浄カンタービレ」とかいいなあ。
●番外編第1巻ってなってるから、続きもあるんすよね。歓迎。
●ひいきのキャラ、大河内守クンが指揮してて「コンヴィチュニーも真っ青だぜ」とかつぶやく。あ、演出家のペーター・コンヴィチュニーのほうっすよ、親父の指揮者フランツじゃなくて。ちゃんと注釈入ってるから(笑)。
May 21, 2010
「のだめカンタービレ」第24巻 アンコールオペラ編
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