●お互いにキャンプ地が近いということで、ニッポン代表vsイングランド。W杯直前なので、本番を想定したメンバーが組まれていて、相手のイングランドが眩しい。ワタシが代表選手だったら、ハーフタイムとかに思わずサインをもらいに行ってしまいそう。
●開始わずか7分、遠藤のグラウンダーのコーナーキックに、走りこんだトゥーリオが右足を振り抜いてニッポンが先制。前半で1-0とリード。後半開始から相手はいきなり5人交代するテストモード。雨、土砂降り。本田の不用意な(そして意図的な)ハンドでPKを献上したが川島がファインセーブ。その後、トゥーリオ、中澤と続いてオウンゴールしてしまうという珍しい試合展開で1-2と敗れた。が、この時期の試合に結果は意味レス(ヘンな負け方して悔しいけど)。内容的には収穫大。
●ニッポンは4-5-1というか4-3-3というか、岡崎のワントップにして、中盤の底に一枚阿部を置いた。阿部、遠藤、長谷部という落ち着いた中盤構成はW杯ではかなり現実的。左右に本田、大久保の攻撃的な選手。俊輔はケガ。GK:川島-DF:今野、中澤、トゥーリオ、長友-MF:阿部、遠藤、長谷部-本田、大久保-FW:岡崎。
●やはり中盤はハードワークできる選手が必要で、今のコンディションでは俊輔に出番はないのかもしれない。大久保は最近調子がいい。体がキレている。本田はいいミドルシュートがあったが、全体としては低調。意外とボールをよく奪われる。川島は奇跡のセーブを見せてくれたけど、不安定なプレイも目立ち微妙。後半途中に岡崎に交代して入った森本は悪くない。長谷部、遠藤は心臓部。
●カペッロ監督が岡田監督となんか言い合いしてた光景がよかった。「お前のネクタイだせーんだよ」「てめーのほうがダセーじゃねーかよっ!」。なわけない。ていうかイタリア人のカペッロがイングランド代表監督っていうのも、今さらながら感慨深いというか。
May 31, 2010
ニッポンvsイングランド@グラーツ、親善試合
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