●ニッポンが勝ったら勝ったで、それはそれでまたもとのワールドカップ・モードに戻るのが難しかったり。落ち着け、自分。
●まずはコートジボワールvsポルトガル。この組はヨソとは違う。初戦がいきなり「2位決定戦」みたいになる。他はブラジルと北朝鮮なので、コートジボワールもポルトガルも互いに残り2戦を1勝1敗で終えるとすると、この初戦で勝ったほうが決勝トーナメントに勝ち抜ける可能性がスゴく高い。
●と思ってたんだけど、0-0のドロー。しかし中身は濃かった。前半は慎重に「負けない」モード、後半からはいったんガツガツ攻め合って、でも終了直前になったらまた勝ちたいより負けたくない気持ちが前面に出て終了。まあ、どうしてもグループリーグの一戦目はこういう試合が多くなるか。クリスチアーノ・ロナウドは序盤に才能の片鱗を見せたが、その後は静か。トゥーリオに骨折させられたドログバは驚愕の途中出場。なぜそんなことが可能なのか。
●もう一つ、ニッポン戦の前に行なわれたオランダvsデンマーク。これは予想以上にオランダが強かった。全体にパススピードが速い。選手も巧すぎる。前半はこれも0-0だったが、後半デンマークにオウン・ゴールがあり試合が動き出し、後半40分にカイトがダメ押し。優勝を狙うチームはこんなふうに戦うのかー。ロッベン復帰してなくてもこの強さ。優勝するかも。
●とはいえ35歳のファン・ブロンクホルストがいまだに左サイドバック不動のレギュラーとは。大会終了後に引退するみたいなんすけど、キャプテンとして必要なんすかね。