週末フットボールパラダイス～米国本命編

●世間ではあまり話題になっている気配がない、しかし自分的にはきわめて重要な関心事である2022年ワールドカップの開催地問題。ニッポンも立候補してるんすよ、この回は非欧州権開催なので、カタール、韓国、オーストラリア、米国とともに。
●なんかもう「日本開催なんてどうせあり得ないし」的な空気がシュメシュメと立ち込めているんであるが、どうも現場的にもそんな感じなんだろう、川淵三郎名誉会長が「米国が有力」と明言。まあ、そんなもんすかね、地域バランス的にもマーケット的にも。前回初めて米国で開催された際に、あるサッカー・ジャーナリストが「もう二度とこんな国でワールドカップを開いてほしくない」と書いていたのを思い出す。でもそれから28年後になるんだから状況も違っているだろう。理事会投票は12月2日。いや、どこの国になるにせよ、2022年ってのは気にするには未来すぎるか。
●Jリーグは残留争いに決着付かず。ワタシの「得失点差＝実力理論」では-12の神戸と-3の東京が最後の一つを争っていることが信じられない。はたから見ると（最終節の対戦相手を考えても）東京は安泰だと思うが、当事者はとてもそんなこと言ってられないだろう。
●マリノスはアウェイのガンバ大阪戦にまさかの完勝。代表センターバック二人ともケガで欠いているのに。中村俊輔、渡邉千真のゴール。クラブは来季、山瀬功治と松田直樹と契約しないという。やり尽くした松田はともかく、29歳の山瀬はどうなのか。悲しい。でも理解はできてしまうのだが。