●あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしく~。
●大晦日の「マゼール祭り」は予想をはるかに超えて盛り上がった模様。ワタシ自身は最後の「第九」にのみ間に合ったのだが、昼過ぎからTwitterのタイムラインはずっとマゼールの活躍ぶりで盛り上がっていた(マゼール自身?もTwitterアカウントを持っていて、ちゃんとこのイベントについて告知していた)。今回の慶応大学による中継はIT系、オーディオ系、音楽系の方々それぞれに盛り上がるポイントがあったんじゃないだろうか。手軽に見たい人は簡単にUSTで映像を見ることができたし、それとは別に24bit 96kHz版高品質オーディオ・ストリーミングがあったり(CD品質は16bit 44.1kHz)、3D映像があったり。でもやっぱりこれはマゼールの大胆な怪演がなかったら、ここまで話題にはならなかったはず。昔のインタビューでもそのようなやり方をすることを言っていたけど、自分のパート譜を持ち込んで限られたリハーサル時間の中で「マゼール節」を徹底させていたそうである。ああ、「第7」聴きたかった……。
●どう考えてもマゼールという人選が秀逸。
●USTでは「第九」4楽章で人数が増えてきて同時視聴者数6000人を超えていた(USTの分だけの人数であって全視聴者数ではない)。これは多いのか少ないのか。ワタシの感覚ではすごく多いんだけど、一方でメディアの視聴者数として絶対数を見ればぜんぜん少ないともいえる(ネットメディアであるとしても)。でもなにか特別なことが成し遂げられた一日という印象が残った。
January 1, 2011
賀正2011
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