●86年生まれの若いヴァイオリニスト、ヴィルデ・フラングが初来日中。CDはシベリウス&プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲がリリースされている。公演を前にノルウェー大使館で記念イベントが開かれたので足を運んだら、なんと、バルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを弾いてくれた(事前に曲目は知らされていない)。なんとなく、インタビューをはさみながらいくつか親しみやすい小品を弾くみたいな展開を予想してたら、がっつりバルトーク。吉。
●会場が音楽専用ホールではなくデッドな音響だったこと、100名程度のごく小さな(といっても大使館の中なんだから十分大きいが)空間と、演奏会とは違ったコンディションではあるが、切れ味鋭いバルトークをバリバリ弾いてくれた。ジャケの「森ガールっぽい雰囲気」とか、何度か見かけたセールス用のキャッチ「北欧の妖精」とかいったイメージとぜんぜん違う。かわいいというよりたくましい。話しぶりも非常に知的な印象。完璧で、優秀。うまい。特にムターと縁が深く、一緒にツアーを回ったり、音楽的なアドバイスを受けたり、「考えられうるあらゆるサポートを受けている」という。
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●さっそくFacebook「いいね!」ボタンを押してくださった方々、ありがとうございます! これは押してもらったから即なにがどうなるというものじゃないんですけど、でもすごく嬉しいんすよね。ワンクリックって偉大だ。「サイト上に何か仕掛けを置いて、それを見た人に反応してもらう」タイプのものって、昔はいろいろできたんだけど、最近はそういうものがなかったからなあ。トラックバックも結局スパムに撲滅されたようなものだし。
●Facebookは仕組みとして実によくできている。なるほど、これはGoogleを凌駕する存在になりうるという話が出てくるのももっともか。
●とりあえず自分のFacebookページを作って、どう活用すべきものなのかと迷い中。このブログとなんらかの形で連動させると同時に、違った機能や役割を持たせるものにしなくては。改めて案内します。
March 3, 2011
ヴィルデ・フラング来日中
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