●宇宙一交響曲をたくさん書いた(書いている)作曲家、レイフ・セーゲルスタムの新作は、交響曲第244番 Musical Northlightbeams sending comforting vibrations to the screaming Japanese souls caught in their nightmare... (これなんて訳せばいいんでしょ)。しかし次々と新作が作られる一方で、第235番以降いまだ一曲も演奏されていないとは。ビバ生産。
●今月ヘルシンキで開かれる日本のためのコンサートでも武満徹の「弦楽のためのレクイエム」が演奏されるのか……。ニューヨーク・フィルやウィーンでのチャリティ・コンサートでもこの曲が演奏されたし、パリで開かれるUNESCOチャリティー・コンサートでもやはりこの曲が演目に入っている。作曲から半世紀を経て、こんな形で集中的に演奏されることになろうとは。
●そろそろジョン・アダムズあたりがオペラ「フクシマ ダイイチ」を書きそうな予感。
●気をもんでいた人も多かった「ラ・フォル・ジュルネ」であるが、「当初予定しておりました日程(4月28日~5月5日)での開催を決定させていただきましたことをご報告いたします」というメッセージを発表してくれた。よかった。今欲しいのは明るい話題。そして来日してくれるアーティスト。
April 4, 2011
交響曲第244番は日本のために
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