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August 11, 2011

フェスタサマーミューザ2011、日韓戦

●最近、代表戦とコンサートが高確率で重なってしまっている気がする。日韓戦があったにもかかわらず、昨夜はフェスタサマーミューザ2011KAWASAKIで日フィルの公演へ。大半の公演が出張と重なってしまったため、終盤になってようやく今年初めてのサマーミューザ。ミューザ川崎が地震の被害により使用できず、今回は川崎市内の各ホールで開催されていて、なじみのない会場が多い。昨晩の会場は武蔵中原駅のエポックなかはら。日頃まったく使わない路線や駅を使って、まるで旅に出た気分(笑)。実際にはミューザ川崎と比べてそう遠いわけじゃないんだけど。
●エポックなかはらは一般的な市民会館スタイルのホール。日本全国どこでも見かける多目的ホールで、残響が少なくてむき出しの直接音が客席まで届く昭和スタイル。昔はこれが普通だった気もするわけで、コンサートホールに関してはずいぶん世の中整備されたなあと改めて感じる。ロビーに臆面もなく自動販売機が置かれているのは嫌いじゃない。
日韓戦はインターナショナル・マッチデイの週なので、海外組も含めて本物のフル代表。札幌ドーム開催。前線に李忠成先発が目を引く。岡崎も香川もドイツで好調のよう。
●日フィルは園田隆一郎指揮でロッシーニ:歌劇「絹のはしご」序曲、モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」(河村尚子独奏)、モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」という休憩なしのプログラム。物理的な響きはデッドだが、音楽の中身は潤い豊か。猛烈に楽しかった。自然体で、淀みなく音楽が流れていくのが気持ちいい。独奏、指揮、オケ、すべてがスムーズで、歌心にあふれていた。まるで、いいときのニッポン代表のパスワークみたいに。オペラみたいに。遠藤、長谷部、本田、香川みたいに。あっ、香川が先制ゴール決めたのか。えっ、日韓戦で3対0? 帰り道に札幌がお祭り状態になっているのを知る。公式戦ではないので、すすんで結果バレする。
●演奏会の後に代表戦を録画観戦するような夜更かし行動はしないことに。むしろ爽やかに早起きしたい、と夢想する朝から30度超の亜熱帯東京。

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