●「CDショップ WAVE の株式会社WAVEが全店舗閉鎖、自己破産申請へ」(帝国データバンク)。六本木WAVEはすでに1999年に閉店しているので、むしろ大宮店など今年になっても店舗が存在していたことに驚いた。WAVEが手がけていた地下鉄構内のドーナツ店ってどこなんだろう? ともあれ24億余の負債を残して自己破産したのは残念。
●一頃六本木WAVEくらいワクワクするお店はなかったような気がする。タワーレコードやHMVに先駆けて、CD店の概念を変えるメガショップとして衝撃的だった。旧譜が棚にレーベル順に並んでいるのが美しかった。レーベル順に並べられると、作曲者や作品でディスクを探すのが困難なので現在の大型店ではありえないことだと思うが、レーベルの個性は伝わりやすい。Aから並んでいたので、ついAから見始めて、すぐ疲れて止める。ということを毎回繰り返していると、ACCENT とか ACANTA とか ARCANA とか、Aから始まる名前のレーベルばかり何度も眺めることになる。あの頃、Zig-Zag がなくてよかった!
August 12, 2011
CDショップWAVE全店舗閉鎖
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/1765