●フェスタサマーミューザ2011KAWASAKI最終日はヨレル・レヴィ指揮東京交響楽団。フィナーレにふさわしく堂々たる重厚なベートーヴェンの交響曲第4番を聴かせてくれた。会場はサンピアンかわさき(川崎市立労働会館)というホール。小ぶりな昭和の市民会館スタイルなんだけど、エポックなかはらよりは響きは良好。隣が競輪場、そのまた隣が教育文化会館というカオスな並び。競輪場のそばで飲んだくれてるオッチャンがいる。酔えるレヴィ。あ、今の取り消し。
●本来の会場であるミューザ川崎については「復旧工事の完了は平成24年度末を目途とする」と以前に発表されている。ミューザがしばらく使えないのは残念すぎるにしても、それでも今年も音楽祭が開催されたというのは大変すばらしい。LFJのときも思ったけど、音楽祭は(たとえ震災の影響で縮小されても)なんらかがが継続して行なわれるってのはすごく意味がある。一回でもゼロになると、これまで積み上げてきた存在感とか習慣がリセットされてしまうというか。会場も川崎市内の各地のホールを使用して、川崎のお祭りだというのがはっきりしていてよかった。おかげで川崎の知らない場所に足を運ぶことができたし。こんなに暑くなければ川崎大師にも行きたかったんだけどなあ、と言ってみる気温34度(体感推定)。
August 15, 2011
フェスタサマーミューザ2011KAWASAKI閉幕
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