●17日、スクリャービンの交響曲第2番をブリバエフ指揮東京都交響楽団が演奏するということで文化会館へ。スクリャービンに気を取られすぎて、前半のプロをある別の曲と勘違いしていたら、村治佳織さんのロドリーゴ「アランフェス協奏曲」だった。幸運の壷を買いにいったら、まずおいしいプリンでもてなさた、みたいな。
●で、スクリャービン。これは客席で身悶えするほどのカッコよさ。この熱さ、いかがわしさは最強。ブリバエフはダイナミックな指揮ぶりで、真正面から堂々と作品世界を伝えようとしてくれる。終楽章なんて一瞬でも「恥ずかしい」って思ったら聴いてられなくなるわけで、この熱っぽさ、雄弁さは圧倒的に吉。おかげでチャクラ全開。次回はぜひ色光ピアノ付きで交響曲第5番「プロメテウス」を。
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●ネットラジオ情報。オーストラリアABCが番組のアーカイブを置いていることに気がついた。エッシェンバッハ&ウィーン・フィルは日本に来る前にオーストラリアに行ってたんすね。いつまで聞けるものなのか確認してないんだけど、彼らのオーストラリア公演から、以下に2公演を。曲目の組合も会場の雰囲気も(音しかわかんないけど)微妙に日本と違うんすよね。
10/1 シューベルト「未完成」、マーラー「子供の魔法の角笛」より(ゲルネBr)、ベートーヴェンの交響曲第8番
http://www.abc.net.au/classic/content/2011/10/01/3327102.htm
10/3 ブラームス「悲劇的序曲」、モーツァルトの交響曲第34番ハ長調、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」
http://www.abc.net.au/classic/content/2011/10/03/3334417.htm