November 1, 2011

横河武蔵野FC対MIOびわこ草津@JFL後期第13節

jfl●最近すっかり足が遠のいていたが、今季ホーム武蔵野陸上競技場での最終戦ということで、横河武蔵野FC対MIOびわこ草津戦へ(29日)。遠くのJより近くのJFL。この日は爽やかな秋晴れの一日でサッカー観戦にはぴったり。
●チームは信じられないほど低迷している。ついこの前まで優勝争いをしていたチームが、いまや降格ラインを気にしながらの戦いを続けている。原因はいくつも挙げられるんだろうが、傍目で見て感じるのは中盤の守備力の低下か。そしてボールがよく回りポゼッションが高まっているときに、失点が増えている気がする……いや、久しぶりに足を運んだヤツにそんなこと言われたくないか。ないよなあ。むしろ行かなくなったから低迷したんじゃないか、自分が。みたいな自分中心的サカヲタ幻想を軽く爆発させてみる。
●MIOびわこ草津は9番のゴツいブラジル人?アランの攻撃力がずば抜けて高い。前を向かれて突進されると、JFLではどうにもならない。と言いたいところだが、その割りにこのチームもウチと同様に下位に甘んじており、いったいどういうことなのか、と思っていたら前半でアランが一発レッドで退場。そんなに悪質なプレイだったのか、ワタシにはよくわからなかったが。これで横河武蔵野が完全にゲームを支配するようになった。
●後半、ワタシは屋根のあるメインスタンド席から、バックスタンド側の芝生席へと移ることにした。屋根があるってことは日陰なんである。この貴重な秋晴れの一日になにも日陰でじっと座っていることはないだろう。人の疎らなバックスタンドへと向かってる間に後半の笛が鳴った。観客は全体で600名くらいいたようだが、バックスタンド側には20名くらいいただろうか。直射日光を浴びながら、芝の上にドスンと座る。横になってもいいかな。暖かくて気持ちいい。ボールがタッチラインを割ると、すぐにこちらの芝生まで飛んでくる。ワタシのところに飛んできたら、どうやって返そうか。ヘディングとか? 持参した水を飲み、菓子を食う。ふー、いい感じで力が抜けてくる。だんだん試合の展開が気にならなくなる。あー、一人多いのに、ゴールが遠い。むしろピンチまである。ポカポカする。もう寝ようか。そばで小さな子がお父さんとサッカーボールを蹴って遊んでいる。サッカー観戦しに来てサッカーするってスゴくないすか。かと思えば、キッズがわけもわからず「ニッポン、チャチャチャ!」をはじめる。そりゃ武蔵野もニッポンには違わねえんだけどさー。ピッチ上では選手たちが全力で走っている。偉い。偉いが点は入らない。終盤に決定的ピンチすら招き、結局0対0で終わった。もしワタシが呑み助だったら、この芝でぐでんぐでんになるくらいに飲んでいただろう。あー、立ち上がるのもめんどくさいなと思いつつ、ホーム側へとテクテクと歩き、順位表を一瞥してから家路についた。残りまだ8試合あるが、このスタジアムでのゲームはない。今シーズンはここまでだ。残留しますように。だがさっき見たはずの順位をもう覚えていない。

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