●以前に3D映画「ベルリン・フィル3D音楽の旅」をご紹介した。全国各地で順次公開中なのであるが(→上映情報)、さらにBlu-ray Disc「ラトル&ベルリン・フィル3Dイン・シンガポール」がまもなくリリースされる。もちろん、3D映像である(2D再生にも対応している)。3Dで見るためには3D対応専用メガネが必要である。ウチにあったかなあ……あった気がする。いや、でも肝心のBlu-ray対応のDVDプレーヤーを持っていないのだった。ともあれBlu-rayプレーヤーと3D対応専用メガネがあれば、おウチで「飛び出すベルリン・フィル」が見れる(ら抜き)んである。超現実的な臨場感を味わうが吉。
●「日経おとなのOFF」12月号は「第九入門」。いったいこの「第九」特集だけで全部で何十ページあるのか、すごいボリューム。本文はすべてカラー、おまけに付録DVDにティーレマン指揮ウィーン・フィルによる「第九」第4楽章が付いている! さらに綴じ込み付録として、なんと、佐渡裕監修「歓喜の歌」一緒に歌える完全歌詞BOOK! 「ダイネ ツァウベル ビンデン ヴィーデル……」と、ドイツ語歌詞にカナが振ってあり、ポイントごとに佐渡さんのアドバイスが添えられるという親切設計。これで840円の安さとは、なんという別世界。
●この特集、ワタシも少し記事を執筆させていただいたのだが、できあがった掲載誌を手にして全体像を知って感動。記事の作り方が音楽誌とは一味も二味も違っていて、「なるほど、こういう企画の発想があるのか」と、勉強になる。
November 15, 2011