December 21, 2011

Jリーグ反則王2011

出るかな、出るかな~●Jリーグには「アンフェアなプレーに対する反則金」っていう制度があったんすね。チームごとに反則ポイントを計算して、それが一定数を超えた場合、制裁措置として反則金が科せられる、と。
●で、反則ポイントの計算方法は一見ややこしいが、基本的には警告と退場を一定の重みを付けながら累積したもの。2011年の反則金対象クラブはJ1でゼロ、J2で4クラブ。その前のシーズンがJ1で1クラブ、J2で8クラブだったというから、昨年より改善している。
●J1にしてもJ2にしても、おおむね成績上位のチームは反則ポイントも少ない傾向にある。J1ではガンバ大阪がベストというのは納得。カードの多くは守備時に発生するので、ボール・ポゼッションの高いチームは少なくなる。続いて山形、マリノス、鹿島、磐田、大宮、名古屋……と続く。降格した山形はどうしてこんなにフェアなのか、やや謎。マリノスについても微妙な気分。悪いことじゃないんだろうけど、チームカラーと違うような気が。チャンピオンの柏は意外と警告が多い。
●J1最下位は浦和で、ガンバの4倍もの反則ポイントになっているが、反則金は免れている。
●J2は東京が最優秀なのは当然という感じで、北九州、岡山、大分、千葉が反則金の対象。特に北九州はひどくて、反則金として最大の150万円を支払うことになっている。順位は8位と大健闘だったので、どれだけ激しいサッカーをしたのかと思うわけだが、チームの公式記録を見てみると福井諒司選手がたった一人でイエローカード17枚を荒稼ぎしているではないか。反則金への貢献度の高さから言って、文句なしのJリーグ反則王だろう。

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