●LFJ2012サイトがオープン。来年も本公演は5月3日から5日にわたって開催される。今のところテーマが「サクル・リュス」(ロシアの祭典)であるということくらいしかわからないのだが、また今回も微妙にバタ臭いイメージビジュアルが発表されていて楽しい。厳寒のロシアの大地を歩く6人の男たち。一昔前ならセンターポジションはチャイコフスキーで決まりだったかもしれないが、今は違うのだ、総選挙1位の(何の?)ラフマニノフさまがセンターをゲット。センター左はチャイコフスキー、右はストラヴィンスキーが来て、プロコフィエフが続く。左端のリムスキー=コルサコフ、右端のショスタコーヴィチともに端は不本意に思っているかもしれないが、これは(彼らから見て)左翼にショスタコ、右翼にリムスキー=コルサコフとも読める。
●「サクル・リュス」(ロシアの祭典)はストラヴィンスキーの「春の祭典」にちなんでます。
●LFJのビジュアルで今までいちばんいいと思ったのはショパンとジョルジュ・サンドのとき。あの「キモカッコよさ」はなにかの先頭を走ってたはずだが、意外とワタシの周囲では「キモい」とだけ言われていた。今回のはどうだろう。左右を髭チームと丸眼鏡チームで分けたともいえる。ヒゲに萌えるか、丸眼鏡に萌えるか。
●ナントのLFJは1月末から2月頭。真冬だ。一方、日本は春。うららかな春に真冬のポスターってステキじゃないすか。たとえるなら、真冬にコタツでアイスクリーム食べる快楽みたいな(違うか?)。
December 23, 2011