February 24, 2012

ヴァンスカ&読響、ハクビシン

●21日(火)はサントリーホールでヴァンスカ指揮読響。アホの「ミネア」(日本初演)、R・シュトラウス「ばらの騎士」組曲、ブラームスの交響曲第1番という、後にいくほど編成が小さくなるプログラム。アホの「ミネア」はミネソタ管弦楽団のために作曲された作品で、インドやアラブ、アフリカの音階やリズムを採用したという、管弦楽のための協奏曲。オーケストラの名技性と洪大な音響の快感に軸が置かれた作品で、作者の意図には反するかもしれないんだけどキッチュなテイストが魅力だと思う。しかし後半のブラームスが断然楽しかった。咆哮しない、透明感のある抒情的なブラ1。対向配置。チェロの首席にOEKのカンタさんが招かれていた。
●演奏会からの帰り道、ウチの近所でイヌでもネコでもない四足歩行の小動物がウロウロしているのを見かけた。何年か前に、ほぼ同じ場所でタヌキを見たことがあるのだが(あれは確実にタヌキだった)、シルエットからすると違う。暗くてよくわからなかったが、たぶん、ハクビシンじゃないだろうか。近寄る前に駐車場のクルマの下あたりに隠れてしまった。
●タヌキとハクビシンとアライグマとニホンアナグマの区別が付かないという方には「東京タヌキ探検隊!」のページがオススメ。このサイトを見ると、東京23区内にもタヌキやハクビシンはそこそこ生息しているのがよくわかる。

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