●W杯アジア最終予選だが、最後の一枠は結局カタールに落ち着いた。これが波乱万丈だった模様。
●試合前、グループ2位のカタールは3位のバーレーンを勝点3、さらに得失点差で大きくリードする有利な状況だった。ところが最終節、カタールはイランにリードを許してしまう。そのままだと、バーレーンはインドネシアに8点差をつけて勝てばカタールを上回れるという状況。しかし一次予選ならともかく、この段階で8点差はムリだろう……と思ったら、なんとバーレーンは10対0でインドネシアをリードした!
●というのもこの試合、開始5分でインドネシアのキーパーが一発レッドで退場した。ハイライト映像を見ると、インドネシアは不思議なゲームをプレイしていたようだ。このキーパーはレッドカードが欲しくてしかたなかったようだし、ディフェンスの選手たちは戦意を喪失していた。なるほどね、これがアジア、そしてワタシたちその一員(涙)。
●ところだが。バーレーンが奇跡(笑)の10点差勝利を成し遂げたにもかかわらず、試合終了直前にカタールはイランに追いつき、勝点でバーレーンをリード、この得失点差の大逆転劇を無効化してしまった。やー。やれやれ。バーレーン敗れたり。まあ、そういうわけだ。
March 3, 2012