May 1, 2012

横河武蔵野FC vs Y.S.C.C @JFL

横河武蔵野FC vs Y.S.C.C
●今季、まったくスタジアムに足が運べていなかったのだが、ようやくのことで武蔵野陸上競技場で一試合観戦。JFL(3部リーグ)の横河武蔵野FC vs Y.S.C.C。諸般の事情があって横河武蔵野FCはホームの武蔵野陸上競技場をいつでも利用できるわけではなく、開幕からしばらく「ホームゲーム」を西が丘サッカー場他で開催しており、本当の意味でのホームはこの試合が今季はじめて。なんと、1200人超の観客が入った(普段は600人台のことも珍しくない)。
●相手のY.S.C.Cは今年関東1部から昇格してきたチーム。名前を見てもどこのクラブかわからないが、「横浜スポーツ&カルチャークラブ」の略。つまり横浜のフットボールクラブは1部にマリノス、2部に横浜FC、3部にY.S.C.Cという充実した陣容になっているわけだ。この三者、歴史を振り返ると横浜フリューゲルスとさらにその前身である全日空横浜クラブを軸にさまざまに絡み合ったり、絡み合わなかったりしている。クラブに歴史あり。
●で、試合は開始早々から横河武蔵野ペースで、「あ、これは地力の差があるな、今日はかなり押し込めそうだな」と感触を得たのであるが、あっという間にこれが錯誤だと判明、前半17分にたぶんセットプレイからだった思うが、クロスに対してファーサイドの選手にマークがついていけずドフリーにしていまい、あっさり失点。35分にもさらにゴールを奪われ、0-2の劣勢に。Y.S.C.Cは10番の辻、8番の吉田にスペースを与えると厄介。武蔵野は攻撃のダイナミズムを欠いた。後半54分に富岡が一点を返してからは、Y.S.C.Cの運動量が落ち、猛攻を仕掛けることができた。しかしあと一歩の決定力が足りず、1-2。悔やまれる敗戦。
●両チームとも選手の前所属チームを見ると、大学が大半(逆に言えば高校は少ない。大学か他のJFLクラブが大半)。大学→JFLという流れはJFLのアマチュア・クラブではかなり一般的なパターン。同じJFLでも上のリーグを目指すチームはプロ選手(元Jリーガー)がぐっと多くなる。同じリーグでもクラブによって見ている光景がぜんぜん違うのがJFL。

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