May 30, 2012

またも「秋春制」論議

Jリーグの秋春制は最短2015/16シーズンから、というニュース。多くのクラブが反対しているにもかかわらず、日本サッカー協会から提案があり、またもや秋春制が議論されることになった。このニュースの書き方からすると、秋春制はもはや規定路線というニュアンスも感じる。秋春制になれば、欧州と同じように夏はシーズンオフになり、真冬にリーグ戦を行うことになる。
●がっかり。ワタシは秋春制には大反対。冬の寒い時期にスタジアムで長時間を過ごすのは本当に辛い。特に雨の日。今だって秋以降スタジアムに行くときは防寒は欠かせないが、1月や2月に荒天となったら、もう生観戦はあきらめる。
●しかしまだ東京は問題が少ないんである。東京の冬は毎日のように晴れなんだから。絶望的なのは日本海側。雪が降る、欧州より大量に。しかも典型的な日本海側気候においては、冬は晴れの日が少ない。毎日のように雪か雨が続く。気温の低さ以上に雨や雪がキツくて、30歳以上はとてもじゃないが野外で2時間も3時間も楽しい気分で座っていられないだろう。「夏だって猛暑だと観戦が大変だ」みたいな主張を目にするけど、苦行度がぜんぜん違う。歯がガチガチと震え、顔や耳など肌の露出部がヒリヒリと痛み、帰宅して風邪っぽいことに気づくのが冬。
●降雪地域のクラブが2~3ヶ月間ずっとアウェーが続く日程を組むのか、無理にでも雪のスタジアムで試合を開催するのか、どちらにしても北のクラブはJリーグの表舞台から去っていくことになるんじゃないかな。客がしんどいんだもの。

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