June 16, 2012

EURO2012 グループリーグ第2節

euro2012●怒涛の勢いで試合は進む、日本の視聴者の寝不足を残しながら。今朝の試合でグループリーグ第2試合が一通り終わった。この種の大会では明日からの3試合目がいちばんおもしろい。互いに試合状況に応じて勝ち抜けのための必要条件を横目でにらみながら、戦略を立てる。公平を期すために同グループの2試合が同時開催されるので、ホントは生中継でWOWOWのチャンネルを切り替えながら両方を追いかけられれば最高なのだが、午前3時30分中継開始とあっては夜更かしも早起きも困難。時間差放送があるので録画は両方できるが、どちらを優先して見るか、視聴者も勝点、得失点差などを考えながら選ぶことになる。
●印象に残ったこと。昨夜のウクライナvsフランス戦、生中継を見ていたら突然の雷雨で試合が中断。スタジアムの屋根の合間から稲光が見える。芝が沼になるくらいの豪雨。選手も観客の多くもいったん引き上げたが、そんななかで上半身裸になって客席ではしゃぐお調子者サポなんかがいて笑う。結局、中断が長引いたので試合を諦めて就寝。
●スウェーデン対イングランドはシーソーゲームの末に2-3。イングランドが勝った。次の試合からイングランドはルーニーが出場できるわけだが、イングランドは彼がいないとずいぶん前線が寂しく見える。3点目、ウェルベックのバックヒール(ていうのかなあ)のシュートがおシャレすぎて悶える。スウェーデンの敗退のみが決定。
●スペイン対アイルランドは4対0の超ワンサイドゲーム。アイルランドのパス成功率は50%台だったと思う。スペインのウイイレ名人サッカー炸裂。フェルナンド・トーレス先発して活躍、これで中央は決まりだろう。どんなにやられてもアイルランド人だちは懸命に自分たちのチームを応援していた。彼らが歌っていた歌は、2002年の日韓大会でカシマスタジアムでも聞いた。サッカーの質も相変わらず質実剛健。相手が悪すぎた。
●イタリア対クロアチアは1対1で引き分け。やはりイタリアはクロアチアが苦手だ。イタリアはずっと3バックなのか。そして前の試合に続いてバロテッリとカッサーノの極悪2トップ。最凶。バロテッリがディ・ナターレと交代するパターンも同じ。ピルロが見事なフリーキック・アーティストぶりを披露。イタリアは2戦連続ドローでいかにもな感じ。ここからどんどん調子を上げてくるのでは。

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