February 7, 2013

ニッポンvsラトヴィア@キリンチャレンジカップ2013

ラトヴィア●神戸で開催された親善試合、ニッポンvsラトヴィア。インターナショナル・マッチデイなので、親善試合にもかかわらず海外組も好きなだけ招集できる。というか、今やFIFAが定めるスケジュールのままに、招集できる日には試合を組まざるを得ないし、そうでない日にはこちらも先方も本当のフル代表は組めない。で、これまでだとこの時期の試合はJリーグがオフ期間のため、多くの選手がコンディション不良のまま試合に臨むことになってたわけだけど、なんと、ついに今年は今野一人を別として全員欧州組が先発。ああ、時代は変わる……。
●ニッポンの布陣は4-2-3-1。GK:川島-DF内田(→酒井高徳)、吉田麻也、今野(→伊野波)、長友佑都-MF:長谷部、細貝(→遠藤)-FW:清武(→前田)、本田(→乾)、香川-岡崎(→大津)。メンバーを見ると本田のワントップ(あるいはゼロトップ)かなと思うけど、実際は岡崎がトップ。
●前半からほとんどこちらがボールを持って攻めていた。鳥かごスタイルのパス回しに酔ってシュートを忘れてしまったようなところもあったけど、相手のコンディションやモチベーションの低調さを考えれば、こうなるしか。本田は相変わらず頼りになるし、香川はうまい、長友もたくましい。細貝も大丈夫。久々の代表戦で、すでに機能しているものがきちんと機能しているかどうかを慎重に再確認する手続き。41分にようやく岡崎のゴール、後半に本田(香川とのコンビから鮮やかなシュート)、岡崎と決めて3-0。熱さは欠いたけど、快適な90分だったのでは。
●ザッケローニは後半は頭から前田、遠藤を入れて、いったん前半以上に保守的なレギュラー・メンバーをそろえてから、乾や大津(デビュー)を投入してテスト。乾はさすが。ブンデスリーガで主力選手ならこれくらいやれて当然なのか。
●ここまでニッポン代表は年々強くなってきて、まさかこんなところまで来れるとは思わなかったというところにまで到達した感があるんだけど、ここから先はさすがに山あり谷ありかもしれんね、と思ったりもする。

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