●拙ナビでお送りする新潟県のFM PORT「クラシックホワイエ」(毎週土曜23時~24時)、前回30日放送分は「ピアノで聴く田園交響曲」がテーマだった。1時間枠といっても、純粋に音楽に使える時間は正味45分程度。もともとピアノでオーケストラ曲を聴くという趣旨の回を予定していたんだけど、ベートーヴェン~リスト編「田園」なら一曲まるごと流せることに気がついて、3人のピアニストのリレー方式で紹介することにした。45分ただ音楽を流してしまうと、一般のラジオリスナーにはついてきてもらえない恐れがあるが、これなら楽章間でトークをさしはさめる。
●第1楽章はグレン・グールド。このなかでは唯一名前を知られたピアニストであり他に選択肢はない。グールドらしいのは極端にテンポの遅い第2楽章だが、気が遠くなるほど遅く、こっちを選ぶと45分どころでは済まなくなる。
●第2楽章はごく最近の録音でロシアのユーリ・マルティノフ。1837年製エラール使用。Zig-Zagから6番「田園」&2番のカップリングでリリースされている。リンク先はmp3だが、日本語解説付きの国内盤仕様でもリリースされている、らしい。
●第3楽章から第5楽章まではイギリスのアシュリー・ウェイス。Orchid Classicsからリリース。ディケンズが「大いなる遺産」の舞台のモデルにしたとかというお屋敷、ロチェスターのレストレーション・ハウスにあるフォルテピアノ(Girikowsky)を弾いている。プロモーション映像 Ashley Wass at Restoration House がよくできていて、第2楽章の鳥のさえずりや第4楽章の嵐など、気になる部分をピックアップして聴かせてくれる。ノリノリで楽しく、思わず笑ってしまう。殺風景なスタジオを連想させるグールドでスタートして、現実離れした豪勢な場所で弾くウェイスで終わるという趣向。リスナーの方がどれかを気に入ってmp3なりCDをゲットしてくれると吉。
●第1楽章はグレン・グールド。このなかでは唯一名前を知られたピアニストであり他に選択肢はない。グールドらしいのは極端にテンポの遅い第2楽章だが、気が遠くなるほど遅く、こっちを選ぶと45分どころでは済まなくなる。
●第2楽章はごく最近の録音でロシアのユーリ・マルティノフ。1837年製エラール使用。Zig-Zagから6番「田園」&2番のカップリングでリリースされている。リンク先はmp3だが、日本語解説付きの国内盤仕様でもリリースされている、らしい。
●第3楽章から第5楽章まではイギリスのアシュリー・ウェイス。Orchid Classicsからリリース。ディケンズが「大いなる遺産」の舞台のモデルにしたとかというお屋敷、ロチェスターのレストレーション・ハウスにあるフォルテピアノ(Girikowsky)を弾いている。プロモーション映像 Ashley Wass at Restoration House がよくできていて、第2楽章の鳥のさえずりや第4楽章の嵐など、気になる部分をピックアップして聴かせてくれる。ノリノリで楽しく、思わず笑ってしまう。殺風景なスタジオを連想させるグールドでスタートして、現実離れした豪勢な場所で弾くウェイスで終わるという趣向。リスナーの方がどれかを気に入ってmp3なりCDをゲットしてくれると吉。