July 26, 2013

ニッポンvsオーストラリア代表@東アジア・カップ2013

ニッポン!●新メンバー発掘コンテストみたいなフレッシュすぎるニッポン代表の第2戦。なんと、ザッケローニ監督は初戦から全員メンバーを入れ替えてきた! 練習の様子だと3人くらい代えるんじゃないかという話だったけど……。想定外の変更だったのか、あるいは次の韓国戦が相手より一日試合間隔が短くなることを考慮してのことなのか。謎。
●GK:権田修一-DF:森脇、千葉和彦(→栗原)、鈴木大輔、徳永-MF:高橋秀人、扇原(→山口螢)-山田大記、齋藤学(→工藤)-FW:大迫、豊田。いきなり11人集まって「はい、これがチームです」みたいな感じで、まるで練習試合みたいだけど、これは公式戦なのだ。でも、相手が前回の中国みたいにガツガツこなかったので、今回はかなりスムーズにボールも回った。序盤から選手間の距離が割とあったし、進むにつれてますますスペースができていたので。相手がシーズンオフでトップ・コンディションではなかったこともあるかも。
●で、マリノスでも好調な齋藤学がいかにも彼らしいプレーを披露してくれた。ゴール前で横方向にドリブルで相手ディフェンスを交わしながら、ファーサイドに狙い澄ましたゴールを蹴るという得意のシュートで先制。メッシみたい。あれが齋藤学。さらに大迫のゴールで2-0とするが、やはり後半はドタバタになって、オーストリアに後半31分と33分に立て続けにゴールを奪われ同点になるが、その1分後にまた大迫が決めて3-2とするやたら大味な展開。
●みんな豊田陽平の高さや強さに期待していたと思うんだけど、どうすかね、チャンスに決めきれなかったし、オーストラリアを相手にしてみるとその強みが果たして発揮されるかどうか。大迫の決定力と齋藤のドリブルのほうが目立っていた。中盤も扇原はインパクトを残せず。両サイドバックも。しかし齋藤にしても乾のバックアップでは、控えの控えになってしまうわけで。今大会はワールドカップで先発可能な新たなスターを期待したいんすよね。大迫(あるいは柿谷)は前田に代わって先発できるだろうか? ないとはいえない。
●オーストラリアについて。名古屋のケネディの招集が断られたのは気の毒だったが、彼らは世代交代が遅れているので、ニッポン以上に新しいタレントを見つけて定着させたいところだろう。しかしこのヤング・オーストラリア代表を見ていると、オーストラリアにしては高さと強さに頼っていないし、意外と技術とスピードがある。だんだんオーストラリアが東アジア化してきているような気が……。
●で、3戦目はどうするんすかね。目を見張るような収穫があるといいんだけど。
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●恒例のバイロイト音楽ラジオ番組表、Opera Cast BAYREUTH 2013。今朝よりスタート。日本時間はGMT+09:00。

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