September 3, 2013

夏の終わりに、演奏会と竜巻

●8月30日は白寿ホールのギター・フェスタ2013初日へ。今年は古楽がテーマになっていて、この日は前半にヴォーカル・アンサンブル・カペラが登場。福田進一さん、荘村清志さんのギターとともに、ルイス・デ・ナルバエス、ジョスカン・デ・プレ、ビクトリア他を。後半はグレアム・アンソニー・デヴァインのギター独奏でバッハ、ブリテン、グラナドス。前半のインパクトが大。濃密なひと時を過ごす。ヴォーカル・アンサンブル・カペラは巨大な譜面台に載せられた一つの楽譜を全員で取り囲んで歌うというスタイル。最初、舞台上にデンと置いてある巨大譜面台を見て、今日はハーフナー・マイクか平山相太が歌うのかなと思った。ウソ。
●1日は巣鴨のピティナへ。ピティナ・ピアノ曲事典への収録を兼ねた公開録音コンサートで、ドイツで活動するピアニスト、萬谷衣里さんのスカルラッティ、シューベルト、ブラームス他を。どれもすばらしく、とりわけシューベルトを満喫。遠からずピティナのサイトで聴けるようになるはず。
●昨日2日は、埼玉県越谷市に竜巻襲来。落雷も発生し、東京も含めてあちこちで停電があった模様。今はこういう時にTwitterなどで竜巻の画像や映像がどんどんあげられて、それがまとめサイトに載ったりして生々しい。竜巻に気がついても、その進行方向やこちらへの到達時間を目視で判断できるかどうかというと難しそうだなと感じる。鉄筋の建物に避難できればいいが、適当な避難場所が近くにないときは判断に迷いそう。

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