●ニッポン代表の新ユニ発表。ブラジルW杯仕様なんだそうだが、そうだなあ、今のカッコ悪い赤の縦棒モデルよりずっといい。というか、ここのところ代表のユニは新モデルが出るたびに落胆させられてきた(参照→歴代ユニ)。赤い縦棒はまるでそこにジッパーでもあるのかと思うようなヘンテコさだったし、その前の首の下にレッドカードみたいな赤い四角形をぶら下げたモデルは不吉このうえなかった。しかも耐えがたいダサさ。
●今回のデザインは正面から見ると、袖の派手な蛍光ライン以外はカッコいい。背中のラインが「円陣」になるとかいうのはどうかと思うが……。気になるのはソックス。上のほうはブルーなんだけど、足元の派手なオレンジへと向かってグラデーションになっている。うーん、どうして赤とかオレンジとかで目立つワンポイントを作るのかなあ。青と白だけでいいじゃないの。ニッポン代表と言えば青と白。赤は日の丸だけで十分バランスが取れると思う。
●代表ユニには新奇であることよりもクラシックであることを求めたい。そんなに頻繁にデザインを変えずに1回作ったら10年くらいは使うつもりで……って、それじゃレプリカが売れないか。なにが驚くかって、代表戦の試合とか行くと、きわめて大勢のサポーターたちが新ユニを買って着用しているところ。ここまで着用率の高い国は欧州にはないのでは。
●この点に関しては自分はまるで代表への忠誠心がなくてスマソって言うしかないのだが、あのジャージを着て応援したいとは実のところまったく思わない。でも着たくないわけじゃないんすよ。むしろ着たい。あれを着てピッチに立ちたかった(遠い目)。なあ、アルベルト……。
November 13, 2013