●9日は日帰りで新潟へ。LFJ新潟プレイベントとして、FM PORT番組「クラシックホワイエ」公開録音に出演した。会場は新潟日報メディアシップ(写真)。ゲストに新潟出身の音楽ライター高野麻衣さんを招き、司会はFM PORTナビゲーターの遠藤麻理さんが務めてくださった。
●こういう入場無料/予約不要のトークショーを開催すると、いったいどれくらいの人数のお客さんが入るものなのか、事前に予測するのはなかなか難しい。20人くらい集まってくれれば御の字かなと思っていたら、蓋を開けてみたら200人もの方が来てくださった。これにはびっくり。LFJへの関心の高さを実感する。
●LFJ新潟は本公演の会期が4月25日~27日までで、東京や金沢よりも一週早く開かれる(25日は夜の一公演のみ)。テーマは「三都物語 ウィーン・プラハ・ブダペスト~ドナウとモルダウの間で」。メインとなる会場はりゅーとぴあで、すばらしい音響のコンサートホールと能楽堂が使われるというあたりは金沢と似た条件。じっくりプログラムを眺めてみたが、ルネ・マルタンのLFJらしいプログラムと、新潟ゆかりのアーティストや、踊り文化コラボ企画、アマチュアの参加などの新潟独自色がバランスよく融合されている。オケはOEK、群響が参加、来日組はピアノのジャン・デュベ、ジュシアーノ、クラリネットのラファエル・セヴェール、チェロのドマルケット、ヴァイオリンのマリナ・シシュ、プラジャーク弦楽四重奏団、ムジカーシュ他。26日のセヴェールとプラジャークによるブラームスのクラリネット五重奏曲は聴きものか。
March 10, 2014