April 23, 2014

モイーズがマンチェスター・ユナイテッドを辞任

●AFCチャンピオンズリーグ、マリノスはアウェイで前回王者の広州恒大に負けて1次リーグ敗退。うーむ、勝てない。というか、弱い。
●で、サッカー界の本日の大ニュースは、マンチェスター・ユナイテッドのモイーズ監督がついに解任されたこと。超長期政権を築いたファーガソンの後を継いで、同じスコットランド人のモイーズが6年間という異例の長期契約を結んでいたわけだが、なんと、1年間ももたなかった。安定性と継続性の象徴みたいなマンUみたいなクラブで、こんなに簡単に監督がクビになるとは。あれだけ強かったクラブを、選手の戦力を維持しながらわずか1シーズンでこれだけ弱体化させてしまったのだから、サッカーにおいて監督の手腕がいかに重要かよくわかる。
●モイーズ解任報道を受けて、ライバルクラブであるマンチェスターシティのサポーターたちが「モイーズはフットボールの天才」「モイーズをクビにするな」とスタジアムでメッセージを掲げたというニュースが(笑)。イングランドらしいなあ。こういうノリがJリーグにもあったらなと思うんだけど、まあ、まだまだ難しいか。
ライアン・ギグス●これからしばらくはモイーズの後任を巡って、騒動が続きそう。とりあえず選手兼コーチのライアン・ギグスが残りの試合を率いる。後任候補には香川の恩師であるドルトムントのクロップの声も挙がっているそうだが、それは都合よすぎるような気もする。他の候補としてはオランダ代表のファン・ハール、イラン代表のケイロス、ライアン・ギグスがそのまま監督になる、ファーガソンが復帰する等々の可能性が取りざたされている模様。シメオネ、グァルディオラあたりは「まさか」という感じ……。もし自分が賭けるなら、オッズが悪くなければケイロスかな。かつてのアシスタントコーチだったわけだし。各ブックメーカーのオッズの一覧は oddschecker.com で。
●昨年、モイーズじゃなくてモウリーニョを招いていれば……と思わなくもないが、今さらいってもしょうがない。モウリーニョは「マンUから呼ばれても行く気はなかった。チェルシーしか考えていなかった」と後日語っていたけど、本心でもそうだったのかどうかはだれにも知りようがない。そして、モウリーニョの名前も案外低いオッズで挙がってはいる。

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