August 8, 2014

LFJ2015のテーマはPASSIONS(パッション)(仮題)

●一昨日、東京国際フォーラムから、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2015の開催決定のお知らせが届いた。詳細は今秋に発表予定ということなんだけど、もうあちこちでニュースになっているからここでも書いておくと、開催期間は5月2日から4日まで、テーマは「PASSIONS(パッション)」(仮題)となっている。「普遍的なキーワードをテーマに、クラシック音楽という基本は変えず、時代やジャンルにとらわれない、今までよりもさらに拡がりのあるプログラムを構成します」とのこと。
●テーマの設定をこれまでの時代や地域、作曲家で区切るやり方を改めて、普遍的なキーワードにしたいという話は、今年の音楽祭最終日の会見でも明言されていた。その第1弾が「パッション」(仮題)。うんと制約がなくなって、どんなふうにでもできるともいえるし、だからこそ難しいともいえる。
●無根拠な予想。ベートーヴェンの「熱情」を、エル=バシャとかケフェレックとかベレゾフスキーとか若手フランス人奏者とかいろんなピアニストが競演する。民族舞曲系のアンサンブルがいくつか呼ばれて、キオスクで盛りあがる。バッハの「マタイ受難曲」や「ヨハネ受難曲」が演奏される。もしかしたらもっとたくさんの受難曲(Passion)が演奏される。アレッサンドロ・スカルラッティやテレマンかもしれないし、ひょっとしたらペンデレツキやグバイドゥーリナかもしれない。パッション屋良がLFJアンバサダーに任命されて、記者会見でショートコントを披露する。

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