●今日と明日のメッツマッハー指揮新日本フィルの公演だが、ツィンマーマンの「静寂と反転」、ベートーヴェンのミサ・ソレムニスを、指揮者の強い希望により途中休憩なしで演奏すると告知されている。「一貫してD音がキーワードになる」両作品ということだが、内容的にはともかく、休憩なしとなると気になるのが遅刻とトイレ。電車は余裕を持つのが吉。仮にツィンマーマンが10分くらい、ベートーヴェンが80分くらいとすると、トイレのほうは大丈夫か。
●一方、10/8のピエール=ロラン・エマールのバッハ/平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲は、当初休憩なしと発表されていたのが、演奏者の強い希望により途中休憩が入ることに。これは大歓迎。全曲通すと2時間程度だろうか。長い。もともと全体を前から順番にひとつながりで聴くための曲という気がしないし、休憩があったほうが聴く側の集中力という点では救いかと。
●逆に休憩なしの利点を挙げるとすると、夜が遅くならなくて済むところか(関連記事:平日夜の19時開演)。
October 3, 2014